ここみちノート

プロコーチ・けいこの、散歩中、お風呂の中、夜眠る前、心の向くまま・導かれるまま、ふと思いついたことの雑記帳

コロナ禍の今、すべきこと、すべきでないこと

尊敬するコーチ・Rick Tamlynとの昨日のzoomでもらったメッセージのうち、このノートを読んでくださる方々にとってもお役に立つのではないかと思うことを、こちらでシェアします。

 

新型コロナウイルス感染拡大により不要不急の外出自粛が要請される現在、

皆さんが置かれている状況は様々だと思います。

仕事の売り上げが全く立たなくなってしまった方・激減してしまった方、

まだ大丈夫だけど、このままではまずそうだ、という方

いつも以上に忙しくなっている方、

いつもと特に変わらない方、

ただ暇だ、という方、

医療現場でコロナと闘っている方、

治療中の方、看病中の方、など。

 

特に、今、これまでの仕事のやり方・生き方を変える必要を感じている方々にとって、inspiringであり、お役に立つ内容ではないかと思います。

 

私の勝手な解釈と意訳を含みます。予めご了承ください。

 

必要な方々に届きますように。

 

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(リックのいるカリフォルニア州パームスプリングの写真を探してみました:David MarkによるPixabayからの画像)

 

昨日朝のリックの言葉:

 

Language matters.  使っている言葉に気をつけよ。

「今この状況をどう切り抜けようか」ではなく、「この状況から何を創り出せるか」に意識を向け続けよう。

How to get through this ではなく、Creating from this

(Create from というのは、コーアクティブ・リーダーシップがつくった言葉・概念です。)

 

Question designs the life.

どんな問いを持つのかが、自分の方向性を決めることになる。

  

Your loss is the thing you should talk about.

今はいろいろなものの喪失が起きている時期。

仕事、お金、自由、休暇、人との接触、いろいろなものが失われている。

それについて、もっと話そう。その声は話される必要がある。

それらが話される場に(聴く者として)貢献しよう。

ただし、喪失したものを話すことと、怖れに支配されること・怖れに対して反応的に行動することは違う。

(ここは先日ご紹介した「危機時のリーダーシップ」にも通じますね。)

 

Produce something from your life process and put it into the world, not sitting on processing.

ちょっと英語は正しく聞き取れていないと思います。

対処することに忙しくするのではなくて、その対処するプロセスの中から何かを生み出して世界に出していこう、という趣旨で話してくれていました。

 

今は非難をしたり、何かを恥じたりしている場合ではない。

今、どちらも、何の役にも立たない

 

私たちは皆、自分の生きる世界でアジェンダがある

そのアジェンダをdropしないように。

逆に、今は、それについて、もっと話すとき。

もしアジェンダを落としてしまったら、自分のパッションも失われてしまう。

Bigger Gameでいうところの「ゆずれない目的」、コーアクティブ・コーチングでいうところの「人生の目的」に通ずる話です。)

 

早く決めて、すぐやろう。

例えば何かを伝えようと思った時、いい文章になっているかどうかなど、考えすぎている場合じゃない。

人は「よくできているかどうか」や「正しいかどうか」どうかを考えすぎている。それは今やることじゃない。

相手は自分に必要なものを持っていくから大丈夫。

 

Creativity is the ultimate resource.

創造性は、究極のリソース。お金以上に。

人は生まれながらにクリエイティブ。

あなたの仕事は創造すること。

自分のアイディアが誰かの役に立つかどうかを心配するのは、あなたの仕事じゃない。

それは世界が決めること。Let the world decide.

 

この時期を、どう過ごすのか、何を言うのか、どうレスポンスするか、

この時期に、どのような存在として周囲・世界に見えているのか

それらそのものが、その先のあなたのブランドになる。

 

こういう時期、人は安易に消費者になってしまう

聞こえてくる情報をただ聞いてしまうことの方がラク。

仮にそれが本質的な情報ではなく、邪魔にしかならない情報であったとしても。

そうではなくて、自分の世界に取り込みたいものを聞こう

 

今は、物理的にもシステム的にも、行動が制限されたりして、緊縮・収縮(contract)が強制される状況にある。

それに合わせて、ともすれば、気持ちもエネルギーも人生も小さく小さく内側に、小さな部屋に押し込めて行ってしまいがち。

だからこそ、逆に、今はクリエイティビティを拡張(expand)させるとき

 

対価を得ることも大事に考える。

自分たちがちゃんと生きていくことが、社会保障制度を支えることにもなる。

何でも無料という流れは、第2のウイルスになる可能性がある。

 

怖れから決断・行動することは、決してうまくいかない。

直感に決めさせる。

 

5つの場所を持とう:

  1. 最も自分が大いなるもの(自然など)と繋がれるところ。
  2. 最もクリエイティブなアイディアが生まれるところ。
  3. エンドルフィン(多幸感をもたらす脳内神経伝達物質)が行きたがるところ。
  4. 怒りなどを出せるところ。間違っても、パートナーにぶつけたりしないように。
  5. 自分が貢献(service)できるところ。

 

リックは日頃からもメールで、勇気づける言葉を発信しています。

受信されたい方は、リックのHPからメーリングリストに無料で登録できます。

また、上記メッセージの詳細や実践していくため8週トレーニング「STAY IN THE GAME」を企画したとのことです。日本時間の夜中なんですが・・・。

詳細とエントリーはこちらです(これは有料です)。 ご関心ある方はご確認ください。

 

また、私自身も、Bigger Game トレーナーコーアクティブ・コーチの仲間たちも、コロナの前から、

この正解の型がない時代を生きるための意識の進化、行動変容をサポートしています。

是非プロの力も使ってください。

 

Stay in the Game!

 

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