朝8時台は、J-WAVE。月〜木だと、別所哲也さんのTOKYO MORNING RADIO。
8時30分頃からのMORNING INSIGHTのコーナーが最近のお気に入りです。
今朝のゲストは、山口周さん(いまは独立研究者と名乗っていらっしゃるとのこと)。
昨年7月に出版されている著書「ニュータイプの時代」のお話でした。
まだ読んでいなかったのでダイジェスト的を聴けたような感じです。
聞いたこと、感じたこと、忘れないうちにメモ。
(読んだわけではないので、読書録ではなく、ノートの方にアップします。)
ニュータイプとは
何かを理解するには、反対を知るとわかりやすい。
オールドタイプは、いわゆる「昭和的な価値観」を引きずっている人。
「昭和はまだ終わっていない」っていう山口さんの表現がナルホドなと思いました。
確かに、日本のいたるところに、その時代の価値観と文化は残ってる。
ニュータイプは、その昭和的価値観から脱却した人のこと。
ニュータイプな生き方
今の自分はニューかオールドか、こちらで簡易判定。YES、NOで答えてみてください。
1)意思決定は理論に頼る。
2)素人の意見より専門家の意見を重んじる。
3)綿密に計画して粘り強く実行する。
4)質より量的な向上を目指す。
全部当てはまると、山口さんおっしゃるに、オールドタイプを超えてもはやヴィンテージと。
なので、その逆に全部にNOなら、ニュータイプ。
ニュータイプと聴いてドキッとしない。あ、私、それだ、と思う。
上の質問、私は、今は、全部、かなりNO。
何かを決めるときに頼りにするのは、自分の直感と体の感覚。自分がそれにワクワクしているか、それとも怖れから選ぼうとしているのか、と自分の内側に聴き耳を立てます。
誰かの意見を聞くときは、その人の肩書きよりも、その人が何を言っているのか、何に基づいて話しているのか、どんな思いから話しているのか、を聴いています。
臆病なので、何かを始める時は尻込みすることが多いですが、そんなときに自分にかける声は、「まず、やってみる。」
やってみてうまくいけば続けるし、うまくいかなければ一旦停止して検証する。
疲れたら休憩する。飽きたら無理して続けない。
量を求めたことは、今まで、もともと、ないかもしれません。
昔は違ったなと思います。(4つ目を除いて)
昔は、ロジカルなのが良いことだと思っていた。
なんでもロジカルに説明しようとしていた。
直感が聞こえていても、その直感を信じる勇気はなかった。
専門家重視は、仕事では絶対だったと思います。
専門家・素人問わずいろんな人と話して自分の中に湧いてきたアイディアがあっても、それだけでは通らない。
弁護士先生や、なんとか先生のお墨付きをもらってこないと、社内を説得できない。
何かをしようとするときには、仕事もプライベートも、石橋を叩きまくってた。
そして、一度始めたことはやり切らなくちゃと思ってた。
だから、何かを始めるのは、とても重大なことだったし、重荷にも感じてた。
そういう意味では、今は、自分に素直になったのかも。
勇気も得たのかも。
そして、軽くなった。
と言って、過去の自分を責めようとも思いません。
だって、人は、時代や、属する土地や組織の文化の影響を受けるものだから。
過去の自分から自然と脱却したのは、やっぱりコーアクティブ・コーチング®︎とコーアクティブ・リーダーシップ・プログラム®︎に依るところが大きいと思います。
というか、それをやっていなかったら、今もきっと、オールドの世界でオールドタイプでいたと思います。
ニュータイプという言葉を聞いて、ドキッ、ヒヤッとしない自分が、ちょっと嬉しいです。
そう、そうですよね、それが楽しくて、しかも生産的でもありますよね、ととっても共感する自分がいます。
コーアクティブ・コーチング®︎が日本にもたらされたのは20年前ですが、昭和の価値観がもっと色濃い時代に、このニュータイプ的考え方は衝撃的であり、相当の異端だったと想像するに難くありません。(私が出会ったのは2013年ですが、その当時ですら、ちょっと変わってるね、と思われました。)
この価値観がやっと広く認知されつつある時代になったことが嬉しいですし、これからの時代がとても楽しみでもあります。
今日の別所さんと山口さんのトーク、1週間以内ならRadikoのタイムフリーで聴くことができます(首都圏以外は残念ながら有料サービスのみのようです)。
該当箇所を頭出ししてあります。こちらからどうぞ:
J-WAVE TOKYO MORNING RADIO | J-WAVE | 2020/06/25/木 06:00-09:00 http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20200625083305
また、詳しくは、ご著書「ニュータイプの時代」にてどうぞ。
山口さん、前著「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書)」もよく読まれていますが、
皆がなんとなく感じ始めていることを、読み手に納得感の高いタイミングで、共感が最も得られるタイミングで発信する力が素晴らしいなと思います。
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