最近、「ここみち便り」を創刊して、週1くらいでメールで配信を始めました。
日々の仕事や生活を充実したものにするためのヒントを、まずは、クライアントさんや、これまでお世話になった方々に宛ててお送りするところから始めてみています。(こちらで登録頂けます。)
ちなみに、それを始めたら、この「ここみちノート」を書くのが減るという、わかりやすい相関関係を感じています。
応援の返信も頂いて、ありがたい滑り出しなのですが、思った以上に好評だった記事があるので、少し修正してこちらでも共有します。
お世話になった方々にメールをしてみよう、と思いついて行動に移し始めた私ですが、実は、自分から人に連絡するのがとても苦手です。
とりわけ、特に用事もないけど連絡する、というのが大変苦手。
連絡してみようかな、と思いつくと、だいたい、私の中に声が聞こえてきます。
「用もないのに連絡するなんて」
「迷惑だよ」
「みっともない」
「どうしたのって驚かれるよ。恥ずかしい。」
こういう声をかけてきて、せっかくの疼きを止める存在のことを、コーアクティブ®︎・コーチングでは「サボタージュ」と呼んでいます。(英語では、正確には、妨害者を意味するSaboteur。)
「内なる批評家」「過保護な親」「裁判官」などと言ったりもします。
先日アシスタントで入ったCTIジャパンのコースで、一緒に練習相手として組んだ受講生の方がこのサボタージュを扱ってくれ、
その日の宿題として「翌日までに5人の人に「最近どう?」とメッセージを送ってみる」ということを約束しました。
約束したのでやります。
(コーチをつけることの意味の一つはここにあります。)
勢いに任せて5人以上連絡してみました。
結果。
すぐには返信が来ない人もいた。
1ターンでやりとりが終了する人もいた。
一方で、
連絡したことを喜んでくれる人もいた。
やりとりが弾む人もいた。
返事が来ないことは、意外と気にならず、
それよりも、やりとりできた人が元気でいることがわかってよかった、近況が知れてよかったと思うことの方が大きかったです。
みんな、実は、話したい。
みんな、実は、連絡もらったら、嬉しい。
だけど、みんな、自分から連絡するのは面倒くさい。恥ずかしい。
「みんな」は言い過ぎかもしれないけど。
一人でも連絡もらって嬉しい人がいるのなら、それはきっと十分価値がある。
そもそも「元気かどうかを確認する」って、ものすごく立派な用事じゃないか?
それより大事な用事ってあるんだろうか?
と、これを書きながら、ふと思ったりしています。
コロナにより、
オフィスで人とすれ違う、
何かの集まりで久しぶりに顔を合わせる、
どこかに出かけてばったり人と会う、
みたいなことはだいぶ減っているのではないかと思います。
「最近どうしてる?」
この1通のメール・1本の電話で感じられること・始まることが、あるかもしれません。
よかったら皆様も試してみてください。
日常は、ほんのちょっとしたことで、変えられる。
この記事は、こんな人が書いています。
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