コーチングを受けたい、という時、多くの人は何らかの変化を求めてる。
今までのやり方から、何かを変えたい。
今までの自分から、何かを変えたい。
だからこそ、時間もエネルギーも、コーチングという関係に投資する。
それを全力でサポートするのがコーチ。
そして変容して喜ぶ人たちに沢山接している。
自分自身も、変容していく爽快さや充実感を経験として知っている。
だから時々、コーチもクライアントも、ふと忘れてしまう。
こんな大事なことを。
私たちもホメオスタシス(恒常性)を持つ生物である、ということを。
私たち人間にとって、変化は怖いものである、ということを。
(Aravind kumarによるPixabayからの画像)
20年も、30年も、40年も、50年も、こんな自分で生きてきた。
心も、精神も、体も、皮膚も、内臓も。
怪我をしても、傷ついても、その都度、修復しながら。その都度、再生しながら。
失敗もあったけど、後悔することもあるけど、ここまでやってきた。
こんな自分だから、やってこれた。
こんな自分だから、成し得たことが沢山ある。
そんな自分を、しっかり讃えよう。
そんな自分を、ちゃんと労ろう。
そんな自分に、心を込めて愛を送ろう。
変化が身に迫る時、心と体は、それをとても敏感に感じ取る。
そして、叫ぶ。
私たちコーアクティブ®︎・コーチが「サボタージュ」と呼ぶものが、大音量で警報を鳴らしてくる。
変化が大きければ大きいほど、より一層大きな叫び声で。
叫んでも聴いてもらえなければ、どうにかして私たちを麻痺させるかもしれない。
それはそうだ。
私たちが今向き合っているのは、改善やギャップを埋めるような変化じゃない。
変容。変態。トランスフォーメーション。
言い方を変えれば、今までの私たちの一部が死ぬことでもある。
コーチ仲間の言葉を借りれば、「エゴが死ぬ」とも言える。
怖くないはずがない。
頭では前に進むべきとわかってる。捨てるべきものもわかってる。
でも、それでその通りにできるくらいなら、苦労してない。
心と体がついてこない。そういうことも起こる。
その、怖がる自分も、許そう。
今、これまで意識してこなかったものに正面から向き合おうとしている、そのこと自体が、かつてなく新しく大きな挑戦なのだから。
身動き取れないほど恐怖を感じる変容に臨もうとしている、そのこと自体が、十分にすごいことなのだから。
その勇気を、讃えよう。
人生は旅のようなもの。
コーチングも旅のようなもの。
大丈夫。
ぐんぐん進む時も、たじろぐ時も、きっと、確実に、必要なことが起こってる。
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